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「人は、人から聞いたことは覚えてないけど、
自分が言ったことは覚えている」

私も誰が言ったかは覚えていませんが、
この言葉をだけは耳に残っています。

写経で覚える

だから、教えるのが上手い「先生」たちは、
生徒たちにひたすら情報をこれでもかと
詰め込もうとするのではなく、
隣の人と話し合ったりグループで
ディスカッションをさせることによって
より理解を深める工夫をしています。

要するに「インプット」するだけでなく、
適度に「アウトプット」することが、
よりインプットの効果を高めるということになるわけですね。

例えば、授業やセミナーで講師の話を聞くだけでなく、
聞いた内容を書き出すというアウトプットが
効果を上げるということです。

日常でのインプット・アウトプットでいえば
私は以前、コピーライターのスキルを上げようと
質の良いセールスレターを書き写していました。

まるで写経のように(笑

様々な過去に大当たりした質の良いセールスレターを
写書することで、ヘッドライン・ボディコピー・
クロージングといったレターの構成や、オファーのパターンなど
実感できたと思います。

それこそ、同じセールスレターを3回は書き写してました。

長ければ良いというわけではありませんが、
長いものでA4いっぱいに書いてあるコピーが
10枚ほどのセールスレターもありました。

こうやってアウトプットすることで、イメージしているものを
形にするということが、とても重要ですね。

形にすれば、ボンヤリとしていたものが、はっきりと見えてくる。

最近はちょっとサボってますけど(^^;

身体で覚える?

話しは少し変わりますけど

来週の行動予定とか来月の行動計画などは
何かに書き出したりしてアウトプットしてると思いますが
明日の行動予定を、頭の中でイメージして
そのままっていう人が意外と多いんじゃないかな?

1人で事業をしている人や小さい会社の社長さんは
尚更多いような気がします。

来週の予定を立てても、これがけっこういろんな要因で
変更になったりします。

その影響で、それに関連する作業や
前後の予定も調整しないといけません。

1人だと、誰にも管理されていないんで、
ついつい頭の中だけで整理して終わってしまう。

これって、ミスを犯してしまう要因ですよね。

お客さんと打ち合わせの時間が30分繰り上がったとか
一週間先に延びたとか。

あるいは、集合場所が変更になったりとか。
今日の明日で急な変更とかもあります。

スケジュールがハードな時は、けっこうマメに記録します。

しかし、ゆる~いスケジュールの時とか、
当日までまだまだ日数がある場合は
意外とその場で記録してなくて、
後でスケジュールに入れ込もうとしたら
うろ覚えで、正確な時間とか思い出せないことって
あるのじゃないでしょうか。

しかし、その場で記録できない場合は、
できるだけ声に出して復唱すれば意外と覚えています。

このように日常のビジネスにおいても、
アウトプットを積極的に使うことで、インプットの情報は、
あなた自身に残りやすくなると思います。

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