欲しくなる魔法のことば
今回は、よくDMやチラシなどの広告やLPでよく使われる
「希少性」をテーマにしてみようと思います。
その前に、まず「希少性」の意味をおさらいしてみましょう。
大辞林での解説を見ると
「経済学で、人々の必要性を十分に満たすだけの
財・サービスが不足している状態」とあります。
つまり、必要とする商品やサービスを必要とする人たち全員には
手に入らないということ。
欲しいと思ってもなかなか手に入らない。
例えば、快進撃を続けている広島東洋カープ。
リーグ連覇目前(9月16日現在)で、
カープの強さを益々見せ付けていますが
観戦チケットがとにかく手に入りづらく
あれやこれやで裏の手を使って購入する人もいます。
CSや日本シリーズのチケットは、
普通に入手しようとしてもまず困難です。
手に入れば、超ラッキー!ですよね。
人生の1/3の運を使い果たしたかもしれませんね。
(かなり大げさですが、、、)
この日本シリーズの観戦チケットは特に「希少性」があるわけです。
さて、では本題に戻りますが
なぜこの希少性を利用したコピーが使われるのか。
答えは簡単です。
人は手に入らないものを欲しがるからです。
これは動物の本能なのかもしれません。
なかなか手に入らないものは、益々手に入れたくなる。
人が持っていれば、自分も欲しくなる。
あるいは、人が持ってないものを自分が手に入れて優越感に浸る。
老若男女年齢に関係なく殆どの人は欲しくなります。
このように人間の心理をうまく利用したコピーを
広告に使えば、効果は膨らみます。
例えば、
「今回限りの・・・・」
「〇〇〇限定販売」
「在庫限り・・・・・」
「個数限定販売」
「ここでしか手に入らない・・・」
というようなコピーはよく目にすると思います。
僕の知人は、バーゲンセールでこれを目にすると
欲しくなくても買ってるそうです。
本人曰く、体が勝手に反応してるらしい。
希少性は期限を設ける手法に似ていますが、
希少性の効果的な点は、独占性を表すだけでなく
限定性も打ち出していることですかね。
最後に断っておきますが
この希少性の効果を引き出すのは
前振りとして、商品やサービスの特徴やメリット、
そしてベネフィットをしっかり伝えていることが前提なのは
言うまでもありませんが、、、。