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伝えるのは簡単じゃない

初心

早いもので8月に入り、すでに半ばとなりました。
お盆の真っただ中で、帰省してゆっくりと過ごしてる人も
おられるでしょうね。

ここ数日は朝晩が多少過ごしやすくなってきたようですが
まだまだ暑さは続きますから、夏バテしないよう
にしっかりと食事と睡眠だけは摂っておかないといけませんね。

ところで、ここ最近で感じたこと第2弾なんですが
仕事の打ち合わせで、お互いが相手の考えを理解していないまま
進んでしまって、のちにトラブルになるケースって
意外と多かったりしますよね。

トラブルの大きさは別として
伝えたことが、ちゃんと伝わっていない。

相手が勘違いしていたり、解釈の相違だったりで
想定していたことと違う考えで対応してたなんてことです。

もちろんその逆で、相手が自分に伝えたことが
理解できてなかったってこともあります。

まだ私が若いころの時ですが会社の先輩に、
「相手が理解できていなかったら伝えたことにならない」って
叱られたことがあります。

"この程度なら、理解しているだろう"とか
"これはいつもやってるから分かってるよね"とか
それは、自分がそのように捉えてるだけであって
相手はそうじゃないかも知れないのです。

よく"意思の疎通ができてる"とか
"ツーといえばカー"("ツーカーの仲"ともいう)とか
あるいは、"二人は通じ合ってる"とか言いますが
いつもやってる仕事のパターンや
相手との付き合いも長く人間性や性格などを
分かってればまだしもですが、仮にそうであっても、
ちゃんと伝わってないこともあるので
相手がちゃんと理解できてるか確認する必要があります。

いちいち確認するのは相手に失礼だとか
そんなヒマはないとかいってると
トラブった時の代償は大きいのです。

相手が理解しているかを確認する方法としては
自分が伝えたことに対して、相手の返し言葉を聞き出します。
伝えっぱなしだと、相手が自分の意図とすることが
理解できてるかどうかが分かりません。

なので、自分の考えや対応してもらいたいことを
相手から意見や感想など求めて、その内容を確認して
ちゃんと理解できてるかどうかが判断できます。

これなら失礼になることもありません。

でも、これって意外とできてないのかもしれませんね。
仕事の基本といえばキホンですが、ある意味慣れてくると
忘れ去られてしまうものかもしれません。

「初心忘れるべからず」です。

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