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インターネットの落とし穴

穴


私はこれまで「小さな会社が売上を上げるために
インターネットを活用する」ということについて
「大いに賛成です」と言ってきました。

なぜなら、インターネットをうまく活用すれば、
少ない営業マンで、もっと商品やサービスを売る事ができるからです。

■セールスしなくても売れてしまう。
■ビジネスの規模を何倍にもする事ができる。
■全国を相手にすることも可能となる。
■もちろん、地域の人をもっと集客する事もできる。
■24時間365日、インターネットに働いてもらう事ができる。

などの、多くのメリットがあります。
でも実際には、インターネットをうまく活用して成長する会社もあれば、
うまく使いこなせない会社もあります。

勘違いで成果が出せない?

それはなぜでしょう?

■それは、パソコンの操作が苦手だからなのでしょうか?
■それは、自分のビジネスがほかとは違って「特殊」だからでしょうか?
■それは、最新の技術のスピードに追いつけないからでしょうか?

私がこれまで多くの社長さんや販売担当者と
直接的、間接的に接してきた中で見つけた、
インターネットで結果が出せない最大の理由は、
これらではありませんでした。

ホームページを作れば売上げが上がる?
それも間違いです。

それならインターネット上に数多くあるホームページのオーナーは、
みんな儲かってるということになります。
「ホームページ」を作っても売上げは上がりません。
売上げを上げたければ、「売上げの上がるホームページ」を
作らなければ意味がないのです。

ですが、多くの人の成果が出ないのも無理はありません。
なぜならネット上には無数の情報が存在し、
しかもその情報量は日々増えているからです。

「twitterで儲ける方法」「Facebookで儲ける方法」
「ブログで集客する方法」などなど、、、
新しいものが次々に出てきて、
それらに振り回されてしまいます。

そしてもっと悪いのは、多くの人にとって
これらの情報は役に立っていないということです。

厳密にいうと役に立たせる方法が間違っている
ということかもしれません。

そして、さらに大きな勘違いしているかもしれません。
「売上の上がるホームページ」=「注文が殺到する」
ということをイメージしているのでは?

これこそ、大きな勘違いなんです。

売る商品やサービスの内容にもよりますが、
「売上の上がるホームページ」で注文が殺到し
お客さまからお金をいただけるまで全てを
ホームページで完結できるのは、基本的には物販です。

その物販も方法を間違えてしまうと成果は出ません。

ですので、全てをホームページでそこまで考えていると
まったく売上が上がらない現実に直面して
インターネットの活用に失望してしまいます。

これは企業規模に限らずですが、
インターネットに頼りすぎることも
大変危険であることを理解しておいてください。

要はインターネットの目的と手段、役割が曖昧だと
成果がまったく出ないということです。

目的は何なのか?
そしてその目的のための手段はどうするのか?
そして、その手段のためのインターネットの役割はどこなのか?
これをしっかり定義づけることが必要です。

私は、冒頭に「小さな会社が、売上を上げるために
インターネットを活用する。これは大いに賛成です。」
と言いました。

ですが、目的と手段、役割を明確にして
インターネットを活用する。
といった考えが大前提となります。

ハイブリッドセールス

売る商品やサービスによっては、
インターネット上ではホームページなどで集客だけを行い、
集まった見込み客にへ営業をかけます。

リアルに営業マンが見込み客に直接会って
クローズすることが大事になってくる場面もあるのです。

つまりインターネットで集客し営業マンがクローズする。
役割をインターネットと営業マンとで分担したハイブリッド型です。

これは、ホームページに限らず
FacebookやTwitterなども言えます。

もっと言えば、売る商品やサービスによっては
インターネットの活用は不要かもしれません。

■営業マンが訪問して見込み客を見つける
■折込チラシで見込み客を見つける
■DMによって見込み客を見つける
■TVやラジオで見込み客を見つける

どれも手段にすぎません。
それぞれが持つ特性を上手く利用して、
最大限に使いこなすことがとても大事だということです。

インターネットの特性を上手く利用し
ビジネスでの一つの手段として
売上の上がる仕組み作りの一つの手段として
使いこなしてください。

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