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経験ないことはできない

会議

昔、僕が営業職だった頃の話です。

あるプロジェクト会議での会話で、
「僕なんかダメですから」とか
「私には、ムリです。できるわけないです」
なんていう発言を受けることがありました。

そんなときには、「なんでムリなんですか?」とか
「一度でも実行してみました?」なんて質問してみます。

絶句

そうしたら、「それは、やったことないから」とか
「それって、やる前からできるわけないことが、わかってますから」というような、言葉が返ってきます。

僕、「・・・・・・絶句。」

セルフイメージ

人は何かを成し遂げたとき。
あるいは、成し遂げようとしたときには
必ずと言っていいほどセルフイメージを高めています。

セルフイメージとは、
自分が自分に対して持っている意見のことです。
大辞林では「自分について抱いているイメージ」と
記されています。

このセルフイメージを高めることで、
自分はそのイメージになりきり
様々な目標がどんどん生まれてきます。

例えば、あなたは駆け出しの整体師だとします。
そして、自分のことを「整体師の初心者だ」と思っています。

そうすると、始める前からオドオドとした感じになりやすく、
初心者だから失敗したらどうしようとか、
患者さんに、なめられるんじゃないかとか、
いろいろとマイナス思考に陥りやすくなります。

もっと言えば、「自分は初心者だから少々失敗してもいいや」って、
こんな考えにもなってしまうとえらいことです。

結局、やる前からムリだとか、できるわけないとか
そんな考えになってしまったりします。

整体師

患者さんも、そのオドオドとした態度を見て、
「あ~、この人まだまだ慣れてないなぁ。大丈夫かなぁ」
「この人じゃない方がよかったかな」
「次回は、別の整体師に頼もう」
なんて、患者さんに心配させてしまったり、
最悪、リピートされないことにもなっちゃいます。

これは、セルフイメージを下げた良くない例えです。

できないこともできてしまう

しかし、あなたは逆に「プロの整体師だ」と
セルフイメージを高めていくことで
行動自体も変わっていくようになります。

これは、プロ意識を持つことで、
自分に対して厳しくなり、プロの整体師へと
行動が変わっていくのです。

そして、スキルが付いてくることにより、
患者さんに対しても自信を持った施術が、
自然と身についてきます。

自信を持った施術ができることで、
患者さんも安心して「この整体師に任せられる」
という気持ちにさせることができます。

そうすることで、「また次回もここの整体師にお願いしよう」
ということになり、その患者さんはリピートへと繋がります。

やる気

このようにセルフイメージを高めることで、
「できそうにない」と思っていたことや
「やる前からムリだ」とか、「できるわけない」とかを
思っていても、できるようになったり
目標に近づけたりすることができます。

これは、そもそもの気持ちの持ちようです。
それがセルフイメージを高めるということです。

セルフイメージは、これからあなたが
何かを成し遂げようとする事へ
達成に向けて必ず導いてくれます。

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