生き残るための3つの戦略

戦略

競争が激化するビジネスでは生き残るために、3つの戦略があります。

 喰 い 分 け

 棲 み 分 け

 全 面 戦 争

しかし、中小企業の小さな会社だと全面戦争は避けるべきです。
競争相手が、規模の小さい企業であればまだよいのですが、大手企業になると資金力にものをいわせ体力勝負となるからです。
勝負できるほどの商品力があり、絶対的な自信があれば別ですが、わざわざ強いものに挑戦することもないでしょう。

ですので、ここでは「喰い分け」と「棲み分け」について説明します。



喰い分け

文字通り、顧客を喰い分けます。
しかし、全ての客層に対応するのではありません。
それでは、全面戦争になってしまいます。
なので、特定の客層に対応するようにします。

では、どのような客層に特定するのか例で説明します。

マイホーム

例えば、あなたが注文住宅やリフォームを手がける工務店さんとします。
間取りが多い家を好む人や、バーベキューができるほどの庭が広い家、
そして3階建ての家を好む人といったようにマイホームの購入を夢見ている客層は様々です。

しかし、その中で収納力に特化した家に絞ったとしたらどうでしょう。
それが、他の工務店さんにない提案だとすれば・・・。

収納力のある家を欲しがっていた客層はきっとあなたのところへ注文に来ます。
このようにして、特定の客層に対応することで顧客を喰い分けていくのです。



棲み分け

特定の環境に適応する戦略です。
環境とは、時間的な部分とか物理的な部分のことを指します。

例えば、サラリーマンの朝は意外と早いです。
早朝のオフィス街はサラリーマンやOLの姿を結構目にします。

その時間から営業している喫茶店があるとすると、どうでしょう。
朝食も摂らずに出勤するサラリーマンは結構います。
他店が営業していなければ時間的にライバルと棲み分けることができます。

美容院



深夜の美容院(理髪店)も同様です。
普段、時間的にどうしても営業時間内に行けない人は、
深夜に営業している美容院に行きます。


最近は病院内のインショップも増えてきましたが、
院内ショップも特定の環境となり棲み分けの一つです。

患者さんを対象としていますが、
院内であることや患者さんに特化した強みを活かし、
健康食品や健康器具など客単価を高めることも可能です。

このようにして、
物理的な立地や時間的に棲み分けた戦略が可能となるわけです。


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